医療関係者の方へ

在宅医療を支える医療・介護の多職種が一堂に会する場を設ける

○在宅医療多職種連携合同会議の運営   4回/年予定

今までなかなか一堂に会することのなかった医療・介護の実務者や管理者が、集まり、話し合う場
を設けています。外部講師による講義や、議題に対するグループワークなど、そのあり方も検討し
ていきます。

○多職種連携協議会とは

いつでも必要な時に、職種を超えて、組織を超えて、土佐清水地域での在宅医療を行う上での課題、
問題点や解決策について話し合いを重ねていく仕組みです。

在宅医療・介護に関わる連携窓口

○包括支援センターとの連携 医師を交えたカンファレンス開催(医師の調整)

在宅で生活をすることが難しかった方たちが、どうしたら安定した自宅生活を続けることができるか。
今までは、忙しくてなかなか時間の作れなかった医師が加わり、医師の視点からの在宅上の注意事項
などをしっかり盛り込んだカンファレンスに期待しています。


○歯科との連携 施設・在宅での口腔スクリーニングに関するアプローチ

幡多圏域では、誤嚥性肺炎による死亡が他より多いという問題があります。口腔衛生に対する理解を
促し、口腔ケア実施・指導による誤嚥性肺炎の予防に取り組みます。


○調剤薬局との連携 訪問服薬指導導入へのアプローチ

通院が難しい患者さんへ、医師の指示のもとに薬剤師が訪問し、薬剤の配置や説明をしたり、引き続
き、効果や副作用についても訪問しながら確認していくシステムを少しずつ作って行きます。


○訪問看護との連携 負担軽減のための取り組み

在宅医療が進むと同時に、訪問看護の需要は多くなります。地域の訪問看護ステーション設立に向け
ての準備と、1例でも市内での訪問看護の実績を作っていく努力をします。


○医療−在宅(介護)の円滑な連携のための取り組み

在宅医療を考えるときに、十分な退院調整はかかせません。今、行っている取組みの見直しを含め、
より良い退院調整のために何が必要か関係職種で話し合って解決のための方法に取り組みます。


○病院−診療所の円滑な連携のための診療所とのカンファレンス

在宅医療が進むにつれて、診療所の先生方は、在宅患者のかかりつけ医となり、病院はそのかかりつ
け医をバックアップする形になります。患者情報を共有できるためのシステム連携を検討します。


○病院−病院 病床調整のための連携

在宅医療患者様が、いつでも安心して医療を受けられるための病床確保を、地域の病院内で空床情報
を共有することで円滑に進めます。


○診療所−診療所 補完し合って在宅医療を支えるための連携

在宅医療を支える診療所間で、互いの休診日には補完し合って診察に応じられる仕組みを作ります。


○介護−介護 事業所の負担を減らすための取り組み

介護事業所の抱える負担、訪問エリアの問題、スタッフ不足の問題など、介護事業所の資源を明確化し、
対策について考え、負担軽減の試みを提案します。


ホームページの管理

○地域住民、在宅介護のご家族や専門職への介護に役立つ教材の紹介

介護にまつわる事業所と職種について イラストつきでわかりやすく掲載します。


○地域住民、在宅介護のご家族や、専門職からの医療や介護に関するご質問の窓口を致します。

ご質問をお預かりし、医師や介護職など専門家がお答えいたします。

公開講座の開催     2回/年予定

在宅医療、高齢化社会、地域の抱える問題について専門の先生を招いてお話をいただきます。
日頃の疑問にきっと答えが見つかるのではないでしょうか。質問コーナーも準備予定です。

介護職フォローアップのための研修企画・実施

「在宅療養を支える介護に求められることは?」をテーマに、合同介護研修会を予定しています。

 
平成26年度 合同介護研修会 スケジュール 主催
介護セミナー 12回/年 松谷病院 介護向上員会
NST勉強会 10回/年 渭南病院 NST委員会

在宅医療支援システムの運用

ご自宅で療養されている方の普段の生活をipad(アイパッド)で記録に残し、療養生活を支えるヘル
パー、ケアマネジャー、訪問看護、訪問リハビリ、訪問医師、訪問薬剤師などの間で、利用者さま
の情報を共有するためのものです。それぞれ、訪問したスタッフが、訪問時の患者様のご様子を利
用者さま宅に設置したipadに入力したり、画像に残したりします。患者さまのご家族も参加が可能
です。各事業所のパソコンから、情報をみることができます。訪問前の患者様さまの状態がイメー
ジでき、訪問時間を有効に使えます。また、担当者会議の際にも、事前の情報共有が可能になりま
すので、会議時間の短縮が図れます。パソコンは、インターネット環境にあるもので、別途設定が
必要になります。設置や利用に経費はかかりません。現在、試験運用中で、運用上の問題や課題か
ら、円滑な運営に向けて可能性を探り、本運用に向けて調整を図ります。


在宅支援システム利用における個人情報使用同意書(Word)

貸出同意書(Word)

在宅医療支援システムの操作マニュアル:パソコン版(PDF)

在宅医療支援システムの操作マニュアル:ipad版(PDF)


手づくり介護教室(eラーニング)の運用

土佐清水市の「介護力の底上げ」を目的に、市内の医療機関、介護関係施設、介護事業所などで現役
で働くさまざまな専門職によって作られる介護教材です。市内介護事業所を中心に、インターネット
で無料配信をしています。

 

 

【手づくり介護教室をご覧になるには】


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